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カテゴリを追加しました。 それと、メリークリスマス!!
マイブームの名のとおり、漫画、アニメ、ゲーム、その他色々、はまったモノに関する話を書いていきたいと思います。
過去の『未選択』カテゴリにあるこっちに適切な記事は後でカテゴリ移そうかな?
…そこまではまったか、世界樹の迷宮? と聞かれれば、そうでもありません。
確かにはまってはいるのですが、同レベルではまった遊びやゲームは過去たくさんあったはず。(ポケモン、テイルズ、ガチャフォース、クロノア)
けど主人公勢が全員しゃべらなくって、性格とかがなんとなく遊んでて妄想できてきて楽しいゲームだから、二次創作が全く気兼ねなくできるというか、ぶっちゃけMYパーティの妄想やキャラを語りたい。(おい)
しょうがないじゃない。なり茶プレイヤーなんだもの。設定は語りたいよ。
そういう意味ではポケモンに近いかも。序盤に捕まえたコラッタ(ラッタ)やキャタピー(バタフリー)に愛着が沸いて結局殿堂入りまで一緒にいちゃったりするよね。こんな性格でこんな戦い方とか想像したりは…したか覚えてないけれど。
全然違うゲームだけど、感覚は一緒かもしれない。
主人公は一般の冒険者(一般のトレーナー)というのも妄想しやすいのかも。昔書いてたポケモン小説も、ポケモンマスターなんざ知ったこっちゃねぇとマイペース少年がいたし。
テイルズみたいなPCがペラペラかってにしゃべるゲームも大好きですが、甲乙つけがたいね。
以下、最近の世界樹のMYギルド事情。それと妄想小説。
若干のネタバレ含みます。
ギルドメンバーに一人追加。
クラスはカースメーカー。名前は「オリエ」。
クラス名で想像出来る通り、イラストは禍々しい怪しげな感じ。
クラスで想像できる通り、敵に様々な状態異常を与える絡め手が得意なクラス。
……なのだけど、絶望的に攻撃低い。
通常攻撃弱いし、積極的に使っていけそうな攻撃スキル無いしで、パラディンとは違った意味でパーティの守護役。補助特化のけなげなイメージが。
私が習得させたスキルのせいでもあるが、可愛い。
ちなみに現在のギルドメンツは名前も含めて以下の通り。
パラディン :アールグレイ
ソードマン :アッサム
ドクトルマグス:シトラス
レンジャー :ウッデイ
メディック :グラッジ
ガンナー :パイス
カースメーカー:オリエ
以下、妄想小説。
町外れ、人気の無い広々とした場所。そこにウィッチハットを被った赤い服の少女が、手に武器を取り、素振りをしていた。
ドクトルマグス特有の、杖の先端に専用の器具で短剣を取り付けた、杖剣ともいえる武器を槍の様に振るっている。よく見れば汗ばんでおり、それなりの時間、真剣に取り組んでいたのが見て取れる。
しばらく樹海の迷宮に挑む予定の無い冒険者が、様々な場所でトレーニングする事は、さして珍しい光景では無かった。
「ここにいたか。……精がでるな。シトラス」
足音無く近づいてきた男に、シトラスと呼ばれた少女は杖剣を振るう手を止め、声の主に振り向き、不機嫌に答えた。
「別に。単なる暇つぶしよ。…何か用? ウッディ」
暇つぶしというのは、嘘だ。暇つぶしなら、こんなに疲れる程武器を振るいはしない。努力する所を人に見られるのが、嫌なだけ。
そして、少女がウッディと呼んだ男は、同じギルドに所属する仲間であり、天然の迷宮たる樹海で生き残る知恵と技術を豊富に持つレンジャーだ。頼りになるが、どうにも口数と愛想が無い。
「……シトラスの意見を聞きたくてな」
「意見?」
「スリープアローとパラライアロー、ポイズンアローのどれがいい?
ドクトルマグスである、キミの意見を聞きたい」
「……詳しいのね」
シトラスは、ウッディの言葉に少しだけ驚いた。
ドクトルマグスの能力は、大きく巫術と巫剣の二つに分けられる。
巫術は、治癒や仲間の強化・補助を中心とする術。そして巫剣は、相手が麻痺してたり、状態異常を受けていたりする時に、最大の効果を発揮する特殊な剣技だ。
そのため、新たな弓の技を覚えるにあたって、連携を考えて自分の所に相談を持ちかけたのだろうが、よくドクトルマグスの事を知っていたものだ。
「グラッジが調べていたんだ。同じ回復役として、シトラスが何が得意なのかを知るためにな」
「…そう」
グラッジは同じギルドのメンバーだし、納得できた。
そして、シトラスは幾分かの間を置いて、答えを発した。
「なんだっていいんじゃない? あたし、巫剣のスキルなんて覚えてないし。」
「……それは『今は』だろう。まだまだ迷宮は奥まで続く。魔物も強くなる。
より戦略や連携が必要になるんだ。先を見越しておいて損はない」
ウッディは、いい加減な返答を受けて不機嫌になったか、やや目付きを鋭くした。
それに逃れる様に、シトラスはぶんぶんと顔を振る。
「うるっさいなぁっ! あたしは技なんて必要ないの! 治癒役としては十分だし、前衛としても十分やっていけてるでしょ!!
あたしは巫剣なんて大っ嫌いなのっ!」
早口でそうまくしたてれば、少女は大股で歩きさった。
「……」
残された寡黙なレンジャーは、怒った少女が歩いてゆくのをジッと見ていた。何かを考えるかの様に。
シトラスは、ドクトルマグスたる自分にプライドを持っていた。
冒険者として前衛で戦うため、接近戦の訓練も受けたし、巫術による治癒・補助だってできる。
他の偏った能力を持つ冒険者たちなんかより、自分は偉いって。
でも、ドクトルマグスに、敵に状態異常をかける技は無いから、『誰かに状態異常をかけてもらう必要がある』巫剣の技は好きじゃなかった。
「馬鹿みたい。このシトラス様に補助なんて必要ないに決まってるじゃない」
雲の上まで伸びる世界樹を見上げて、そう、一人ごちた。